1日目

駅まで、現地スタッフがunboy氏を迎えにこられたのに、便乗して、現地スタッフの方の案内で宿舎にお泊まり。なんとも自己紹介とは難しいものだと思いながらYとしどろもどろ。


 7時半に起床   /曇り
一緒に泊まったIさんがSさんを起こす電話をかけてはる横でYがちゃこちゃこと荷物を整理しながら儀式をしているのを眺めながら、今日はどういう流れで私は何をしたらよいのかなー とぼんやり考えていた。そして昨日夜にラーメンを食べたのにお腹がぐーと鳴ったので、昨日買ったご飯をチェック。


 8時45分頃   /曇り
出発。荷物を全部持ったつもりだったが、傘を忘れた事を後に思い出す。


 9時過ぎ頃    /曇り
現地到着。集合時間までの間、どういうところなのかと付近を Yと散策。おもしろそうな におい がぷんぷんした。


 9時半頃     /曇り・小雨
みんなが集まりはじめ、全体会議。
もちろん一番の問題はお天気。 田んぼの真ん中でする予定だったが、急遽椿忍術研究所前にてすることに。釜象の組み立て班と竹割り班と料理班に別れる。Yは竹割り班へ。私は もちろん!! というわけでなく、なんとな〜く気になる 釜象組み立て班へ。

竹を割る音が響きわたる中、釜象が組み立てられると次は研究所の入り口にオレンジではなく青のビニールシートが張られた。この頃になると、小雨もふったり、やんだり。 傘なくても気にならない程度の雨なので、特に問題はない。
途中奇声が聞こえた。どうやら、忍者修行中らしい。


 12時ころ    /雨ふったりやんだり(ぱらぱら程度 
いよいよ 釜象に竹を入れる。
竹の入れ方で色んな案がでてきたが、ひとつひとつ丁寧にするより、みんなでぶぁーっとやった方が早いという事がわかった。それにしても、竹をどれだけ入れても入れても、満杯にならない。
どれだけの収竹量があるのかと数えてみたら、割った竹を入れていた袋が 1段目だけでも24袋分くらい入った。1段目が詰められた時点で撮影会。カメラを呪った。いや、自分自身を呪った。なんでもいいからとりあえずのカメラすら持ってこなかった 自分が憎かった。


  そういえばこのへんでお昼を食べたのだけど、どの時点なのか覚えてない。


 そして、2段目が組み立てられ、竹入れ作業が始まった。2段目は数え損なったのだけれども、覚えているだけで、6袋は空けた。・・・今日割った竹の分だけではなく、今まで割って用意されていた竹のもほとんど食い尽くす勢いの釜象に一同騒然。 そして、竹割り作業をずっとしてこられていたスタッフは複雑な表情で釜象に詰められた竹を見つめていはった。
 竹をつめて行く作業中に思った事は「性格がでるな〜」 Yは適当とテキトーの違いがないことが判明。
現地スタッフは優しかった。が、私はYに「あほー!(関西弁のあほ)」「ばかー(関東弁のばか)」を連発しまくった。


 15時半頃    /雨(ぱらぱら    
点火するために竹を割った時点ででた木屑などを集め、新聞紙をまるめ、竹の葉をちぎり 入れた。
そして、蓋を閉めてから空気が入らないように接合部分を粘土で覆いかぶせていったが、熱くてくっつかない。もたもたしていると、粘土が乾きどうにもこうにも。
ここの粘土でかぶせる作業の所は改善の余地ありだと思う。最後の蓋以外の接合部分は粘土で固めておくなどしないと、後が大変。
後でわかったことだが、上の蓋をネジをしっかりとめていなかった事が判明し、粘土をとり(折角つけたのに)もう一度ネジをちゃんとしめ、粘土で固めた。
やっぱり試しって必要だな〜と痛感。


 17時頃?   /雨(我慢出来るけど、傘があった方がいいのかな〜程度の雨
別の場所で調理してはった料理班が夕ご飯を持って合流してはったのを温めだしはったので、いいにおいがあたりをただよう。気付けば、七輪など用意されており、気付けば、ライトが用意されていた。
そんななか、unboy氏が竹でなんかしてるなーと思ってみてたら、竹のロウソクたてが完成〜〜。
スタッフがあとにつづき、入り口付近に次々とおかれていき、入り口はとってもあったかい雰囲気に。


そのころ釜象の上の部分にアルミホイルでくるまれたサツマイモがおかれた。楽しみ。


 18時頃?    /雨
ルーが到着し、いよいよ夕ご飯が。
みんなアルコールを手に  「乾杯〜!!」


久しぶりに給食形式でわくわく。 最初にお皿とスプーンを持って〜 ご飯よそって〜 わ〜い カレーや〜 
円座になるように、いすや竹が設置してあり、その一角に腰をおろす。カレーをみてみると、どうやら芋率が高いようだ。なので、肉率の高かった友だちと芋と肉の物物交換の交渉成立。
「いただきま〜す」    「んーまい。」  

お腹いっぱーいとなったが、次々と焼かれてゆく ナスやししゃもやみりん干しなどをみていると、
・・・食べたい。
・・・一通り食べた時、はたと気が付いた。
・・・芋!!!


ちゃんと火が通っているかわからないので、「お箸お箸」聞き回り、お箸を片手に釜象のところへ。いや、お芋のところへ〜〜。まだだったので、ほっとしながら、席に帰った。


帰ってくると、竹笛(?)の講習会が、思わず混ざって吹く練習。
そうこうしていると、竹を太鼓がわりにした楽器等が合わさってゆき、
竹の即興演奏会が!!
すると、Iさん達が竹を物色中。同じ長さの竹を2本選び出し 『バンブ−ダンス』が!
音楽とダンスで大盛り上がり。いいなぁ。いいなぁ。楽しいなぁ。


ある程度落ち着いた頃に芋を見に行った。もー、気になって気になって仕方が無い(笑)一個一個お箸で刺して確認。Iさんが「どうよ」とやって来て 最初に出来たやつを渡すという約束をしたにも関わらず、
他の人に最初に出来たのを渡してしまった。・・・・なじられたのはいうまでもない。 ごめんよぅ。 
「おねーちゃんが、一番えぇのを今さがしたるから、ちょっと待ちや〜」とえぇ感じのを見つけ出し、渡した。
それからしばらくして、Iさんが「うまかった」と言いに来てくれたので、調子にノリなんかずっと芋の世話をしていた。 今思えば よくあれだけ舌がまわったなー と思う。


テントを3つ設営し、女子寮/男子寮/共学寮 と勝手に名付け、しばらくマジシャンねたで大笑い。しょーもないことで笑い転げてしまう。


家に帰る人、宿舎で泊まる人が帰り、一晩釜象と共に朝を迎える人が残った。


そして各自、適宜に 睡眠をとるようにとのこと、
眠くなかったので、起きていた。たまに釜象の世話しながら。


途中で
「ところで、あなたは誰ですか? なんでいるのですか?」 と訊かれた。笑った。 そりゃそうだ。 今日が初めての参加であったし、関西弁でぎゃーぎゃーゆうてる子は怪しすぎる。関西からわざわざ来たのか? なんで来たのか? という疑問をこの方はいつから持っていたのかと思うと、可笑しかった。


共学寮にてレクチャー中に釜象をみにいった人が湯気をだしているとの報。あわてて冷却水を変える。冷却水が熱湯になっていた。 あまりに高温だったため、レクチャー中のunboy氏に助けを求めた。なんとかなったが、、、、恐るべし釜象。


・・・あっこのへんは日付けが変わっているなぁ。