これだけ言わして

今時間が全然なくて、あわあわなんやけど、忘れんうちに、書いておく。


3回生の頃に、何か持ってる、何かしようとしている子らに比べて、何も無い自分に、何も思い付かない自分に、何も出来ない自分に、すごくショックだった。それから『何も無い』ってことにコンプレックスのようなものをずーっと抱えてたみたい。というのも、それは今日の帰り道に気付いたんだけど。本当に何も無くて。どうしたらいいんかもわからんくて。何をしたいんかもわからんくて。立ちすくんでいるうちに、足がなにか(根っこみたいなの?)に絡まって、身動きがとれんくなってしまってた。このまま腐るんか。っていつも恐かった。
それが、3回生の終わる頃になって、やっと動かなって本気で思って、「一緒に行かへん?」て誘ってくれる子がおって、うちが描いた絵みて褒めてくれる子がおって、もっと見たいて言ってくれる子がおって、刺激を受ける子がおって、光を放ってる子がおって、自分の道を進んで行く子がおって。 みんなを見ていると、あぁ頑張らな。なんかせな。て常に思って、 まぁ。ここまで来たんやけど。
 今日学校で、卒論提出で精いっぱいで、その時はあまり思わなかったんやけど、帰り道 昼間みんながゆうてくれた声やしぐさやら思い出してるうちに、 (イメージだから、なんとも言えないんだけども。)
 やっと、足にからまってた根っこみたいなのから、抜け出せた ような気がした。



ほんまにありがとう。
あかんたれのあたしの
手をひっぱってくれて
背中押してくれて
励ましてくれて
ほんまにありがとう。
ありがとう。


ちゃんと、前見て歩くから。
これからも、
よろしくね。
ほんまに。


ありがとう。